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俗なことは嫌いと俗っぽく言ってみる
思っていることを活字にすることでなにかが変わるんじゃないかと期待を込めて書いてみたり時にただの愚痴だったりするブログ。
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協同組合学会いってきた。
協同組合学会に行ってきた。

ちょー勉強になった。しかし同時に、もやもやイライラした。

そのイライラ感は、NPOに関わった立場からくるものだろう。

ばーーーっと、思ったことをまとめておこう。協同組合に関しては、私は現場を全く知らないのでかなり頭でっかちなことを書いてるかもしれないが、ご承知おきを。



■協同組合は、NPO等他の非営利組織との連携をどうするのか。

協同組合間での協働の話は議論に出ていたが、NPO・ボランティア団体との連携は議論にのぼらなかった。

※協同組合もボランティア団体も、広義のNPOだけれど、ここではつまり、NPOは特定非営利活動法人とかを指し、ボランティア団体は任意団体の組織を指すことにする。この辺の定義がしにくいのも、日本に非営利組織の概念がなんだが偏った形で外国から輸入してしまったからではないかと考える。


協同組合もNPOもボランティア団体も、みんな併せて「サードセクター」としてこれから一緒に頑張ってゆかねばならないのにな。

ともすると、「すべて協同組合がやる!」と思っているのかのように見える発言があった。


次に、NPOと協同組合、それぞれの強み・弱みを見てみたい。


■NPO/協同組合のそれぞれの強み

NPO/協同組合の性質は、国によってかなり内実が違う。ここでは、単純な定義にとらわれず、日本の現状から考えられるもので書く。(まあ私が日本の現状をすべて捉えている訳では毛頭ないので、個人的なイメージによるものだが。)


NPOの特徴として、
1、問題意識が明確
NPOは、目の前に解決したい特定の社会課題があって、初めて結成される。
なので、非常に問題意識が明確。
(でも長くやっていると問題意識を見失ったり、あいまいな問題意識のままなんとなく活動しているところもあるかも。)

自らのミッション解決のためなら、手段はいろいろ。財源も、助成金・補助金・寄付・事業収入と様々。
だが現状、持続的な事業経営には難アリ、かも。
財源も弱いとこが多い。


もちろん、協同組合もはじめは問題意識が明確だったのかもしれない。
だが、だんだん形骸化していったのかも。後述のように事業体なので、軌道に乗ったらミッションをそんなに意識しなくても、事業が成り立ったり。

逆に言えば、NPOだって設立から時が経てばいくらでも形骸化しうる。行政の下請け硬直化しかり。


2、フットワークが軽い
ミッション解決のためなら様々な手段をとる、ということにもつながるが、とにかく共感してくれる人を集め、またどっかで問題が起きたらさっと出かけてゆくイメージ。

ネットワークをどんどんつくっていこうという風潮もつよい。(セミナーなどで、とりあえず隣の席の人には声をかけ、繋がってしまうという勢い?文化?がある。)


一方協同組合は
1、まず協同組合といっても色々ある。
生活協同組合、農業協同組合、漁業協同組合、消費者協同組合・・・

色々あるのはNPOと同じ、に見えるが、そのいろんな組織が、かなり産業政策的につくられた経緯もあり、個々の産業システムの中に完全に組み込まれているものもある。

なのでいっしょくたに述べるのは難しい。

また、システムに組み込まれているのもあるが、もちろん伸びやかに独自の発想でやっているところもある。

ワーカーズコレクティブとか特にその傾向あるかも。


2、基本的に、公益ではなく共益。
基本、出資をした「組合員」が、自分達の手によって自分達の生活・仕事をよくするために事業を展開する「共益組織」

もちろん、自分達の事業を通して、市場経済の過熱にストップを促すとか、地域コミュニティづくりに貢献するとか、謳っているし実際その役割を果たしている面もあるのだろうけれど、その理念は現場にあまり共有されていない印象。

もはや、共益概念すらなく、単に便利だから活用するという「私益」しか考えてない人もいる感じする。


3、ボランタリー組織ではなく、事業体である。
NPOは、ミッション達成のためにはある意味なんでもアリ。事業やってもいいし、寄付集めてイベントやってもいいし。

でも協同組合は、事業によって組合員の利益を実現させ、また社会にインパクトを与えていこうとする。


4、地域に根付いた活動を展開
地域コミュニティに根差した活動をすることを、かなり大事にしている印象。

※だから、今回の震災で言えば、初動の「緊急支援」の部分ではかなりNGO・NPOの力が、フットワーク軽く来てくれてどんどん進めてくれたので役だったが(特に地域外から来たNGO・NPO)、
今後、復興を考えてゆく時に、「地域住民から(下から)の復興」を目指すなら、協同組合の関わりが重要になってくるのかも。

先進的な協同組合は、地域内でのネットワークづくりには熱心。

しかし全国的な組織はどうやらないらしいし、文化的にもどんどん他地域とネットワークを「広げてゆこう」という印象は受けない。

NPOでは共感者を「ひろげて」、寄付者を集めないと厳しいし、新しい組織ゆえに同じような取り組みをしている人々ととにかくネットワークを作って情報交換していかないと、現実問題やってゆけないという切迫した事情があるのかも。

一方で協同組合は、昔からあるものは既に事業内容が固定化してしまっているので、そんなに差し迫ってネットワークを広げ情報交換をする必要性にせまられていないのかも。



■NPO・協同組合は、お互いから何を学ぶべきか?

●協同組合が、NPOから学ぶべき点

・市民の自発的参加
NPOには、市民社会人が沢山集まっているし、市民社会人を育てる場になっている。
そういった意志ある人材集めに、協同組合は圧倒的に負けていると思う。

特に若者。

「事業」とか、小難しそうなことがなく、「問題と思ったらとりあえずやってみよう!」という勢いの良さがNPOには感じられ、意志ある市民(特に若者)の受け皿となっているのであろう。

ボランティアの風通しもよいので、「なんとなく関わっているうちに社会に関心を持つようになった」という若者も多数。(NPOでもボランティアをほとんど受け入れないスタンスのところもあり、それはそれで議論を呼んでいるが。)


もちろん、一概に「協同組合もボランティアを多数受け入れろ」と言っているのではない。協同組合は基本的に事業体であり、共助である。

ただ、意志ある市民の育成は、きちんとした協同組合が成立する為の、さらに言えばこれからの社会の、基礎になる部分であろう。

意志ある市民の育成が、NPOの方が得意なのであれば、そこはある程度お任せして、そこから本格的に事業をしたくなった人に協同組合の門戸を開くなど、両者連携すればよい。


・広報・キャンペーンの技術
協同組合はなぜこうも、一般に広く訴えかけるアピール力が足りないのだろう・・・。

NPOも、初めからアピール力があったわけではない。
金がない中で、支援者を増やさないと目の前の人を助けられないという切迫した状況の中で、手探りで広報スキルを獲得していった経緯があるように思う。

NPOも、今でこそ洗練されたイメージの団体が増えてきたが、ちょっと前まではもうちょっとどんくさいイメージだったのではないか。

そこを、様々な機関紙で「金のないNPOでもできる広報スキル」について特集を組んだり、広報を専門とする企業の人に協力を頼んだり、あの手この手の努力を重ねてきたのではないか。


協同組合も、そういったNPOの努力の成果を謙虚に受け止め、生かせる部分は真似させてもらえばいいのではないか。


●NPOが協同組合から学ぶ点
・社会変革の、大局的な視点
協同組合の論客の視点は、すごい。

もともと協同組合は、社会の工業化とか、経済の市場化の過熱で色々と弊害が出てきたなかで、なんとか生きてゆくべく、生まれたようなもの。

なので、社会の流れには非常に敏感な印象がある。
学問的な蓄積もある。

今日の学会でも、「脱成長の経済をいかに実現するか」といった議論が活発に出た。
NPO関係の議論で、このような大局的な議論がでるか?
特に経済に関して。

NPO関係の経済学分野の研究と言ったら、「○○な要因によって寄付が○%増えた」的な、定量的で実証的研究が主な気がする。(これは単なる実証であって、経済学なのかは疑問・・・)

協同組合は、これからの持続可能な経済・社会的経済の主な担い手として、きちんとした議論がある。(もちろん、現状はまだまだ具体的な話は出ていない印象だが、、外国はまだ進んでいる。)


・・・でも政治に関しては、NPO系もけっこう議論強いか。
でもまだまだ、「行政との連携をどうするか」とか、実践レベルでの課題解決に向けた研究が主、かしら?
NPOが今まで国家の役割だったことをどこまで担うか、的な議論はまだまだ。


NPOと協同組合、ある意味これからの社会変革の担い手として、手分けしてやっていったらちょうどよい感じ。
だから、きちんと連携せなあかん。



=その他いろいろ、思った事です=

■経済変革の議論と、現状の協同組合をいかに盛り上げるかという議論と、さらに現場で問題になってることの追求と、3つのレベルの議論がごちゃまぜになっている。

今日は、ごちゃまぜの中にいろんな議論が聞けたのでよかったのだが、
本気で進めるなら、それぞれ分けて、個別にしっかり議論していかねばならない。

また、個別に分けて、それぞれ他業界?も入れて、横のつながりをつくりつつ議論しなくてはならない。

(例えば、経済変革の議論は多様な経済学者を入れて、協同組合をいかに盛り上げるかの議論は先進的なNPOを入れる、など)



■そういえば、協同組合関係の議論で出てくるNPOって、同じコミュニティ内での「協働者」としてはよく出てくるけれど、先進的なNPOの好事例をまねする為の研究ってないなぁ・・・やろうかな・・・

好事例の研究、協同組合同士ではあるけれど、別に同じサードセクターとして似ている部分あるんだからNPOのを真似したっていいし、企業のを真似してもいいじゃんね。

協同組合は、かつて(今も?)理念よりも企業と同じ効率性を重視して失敗した経験があるから、企業の真似をすることには、神経質になっているのかも。


■色々書いたが、NPOと協同組合の役割分担をもっとしたらいい。
協同組合は、仕組みとしては確立されているが、組合員の意識を保つのが大変とか、どんどん形骸化していってしまうとか、組織の内部的なところで問題を抱えている。

NPOだって、それらの問題は同じだけれど、NPOのもつフットワークの軽さ、誰でもふらっと入れる門戸の広さ、現状における若者への浸透具合などは、すごい。めざましい。日本の市民社会の発展に非常に非常に貢献している。

一方、事業をやろうとしたら、たぶん協同組合のが先輩。(最近はNPOのが独自の視点で事業展開していて社会的企業とも呼ばれているが・・・私としては物足りない。)

協同組合は、そういった入口の部分ではNPOとタイアップしてもらって、NPOで社会に関心もった人が、次に協同組合で本格的に事業を展開する・・・という、相互乗り入れがあってもいいでしょ。


================

うーん、もやもやする。
ってかこれ、会場で発言すればよかった。なんだかタイミング逃した。

もっとずうずうしく手を挙げるようにしよう。反省。


この視点、ちゃんと深めれば論文になるかな。「日本のサードセクターの現状:協同組合とボランタリー組織のせめぎ合いについて」みたいな。

修論には関係ないけれど、ちょっとしっかり書いて、協同組合関係の雑誌に載せてもらおうかな。そこまでいかなくても関係者にメールしてみようかな。他分野?から来た若者の率直な感想として。


NPO系、協同組合系ともに、最近の論文レビューをばーーっとしてみよう。

(※見直さずに、ぱっとアップしてしまいます。間違い誤解多々あるでしょう。ぜひご意見ください。)
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5.25緊急院内集会♪



忙しいよーう!

一週間あっという間~

まだまだ時間の使い方が下手だな。しっかりしなきゃ。


ブログもちゃんと、更新できてない。

つまり、まとまってしっかりと考えてない。

ツイッターでちょこちょこつぶやきはするけど、それでは単なるぼやきというか…きちんと調べて考えることから遠のいてる。

ツイッターは、ある意味ズルくて、多少あいまいな情報でも垂れ流しても許される感じするし、私もだからこそ、あいまいなまま何となくつぶやいて、終わりにしてる。。。


反省!



さて取り急ぎ、25日にあった、寄付金の税控除や認定NPOの基準改定に関する法案を、今国会会期中に通すべくの、集会@議員会館に行ってきた写真でもアップしときます。

400人以上来たらしい。すげー


きちんと活動するには、使いやすく適切な法整備が不可欠!!!と最近すごくわかってきた。


そんなわけで、NPOが活動しやすい法制度基盤をつくるNPO、シーズさんに、1000円寄付を。ポチッとな。

少ないけどね、心ばかり。
法律つくるってめっちゃ大切なわりに、市民から働きかける立場だと、全然儲からないから、大変なの。だから、寄付が大切。

頑張ってください!!






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