俗なことは嫌いと俗っぽく言ってみる
思っていることを活字にすることでなにかが変わるんじゃないかと期待を込めて書いてみたり時にただの愚痴だったりするブログ。
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マルクスもいいんじゃない
マルクスと聞くと、

共産主義、社会主義をすぐ思い浮かべて、

ソ連とか、もう終わった感じとか、

学生運動の危ないイメージとか、

を思い浮かべちゃっていたけれど、


『マルクスは生きている』(不破哲三、平凡社)を読んで、イメージ一新!!

マルクスも、いいじゃない!


色々勉強になったけれど、

一番関心したのは、マルクスは決して青写真を描かなかったということ。

最終的に、「未来社会」は「社会主義・共産主義の社会」を目指していたマルクスだけれど(このあたりもよく説明しないと誤解が解けなさそうだけれど、また今度の機会に譲ります)

その方法論については、簡単に口に出さなかったようだ。


ある国の共産主義政党の偉い人に、「どうしたら共産主義国家が実現できますかね~?」って聞かれても、

「それはケース・バイ・ケースだから答えられない!状況しだいなのだ!!」みたいに答えたらしい。(意訳しすぎだけれど)



偉くなると、「それはこうしたらいいんだよ」って持論を振りかざしがちだが、

マスクスはそんな「論」なんて、状況に応じて使わないといけないってことを知っていた。



また、マルクスさん、どうやらものすごーーーーーーく勉強家だったらしい。


ある一国のある現象を述べるために、その国の歴史を徹底的に調べて。。。。
新婚アツアツの時期にも、膨大な量のノートをまとめたりして。。。

みてみたいわぁ、マルクスのノート。


マルクスさんの言っていることをそのまま鵜呑みにして、「マルクス主義」を自称しているような人に対して、当の本人は、

「それがマスクス主義というのなら、私はマスクス主義者ではない」という言葉を何度も何度も言ったそうだ。


たいした知識もないのに、マルクスの述べた結論だけを振りかざしているような人を厳しく批判したようだ。(そりゃそうだ。)




この本を読んで、

マルクス並の勉強量・知識にすんごく憧れの念を抱いたのと、

やはり社会哲学?に大きな影響を与えた人の思想にちょっとでも触れると、そのほかの社会思想の本や、そんな専門的でなくても社会科学系の本が格段に理解しやすくなった気がする!!


後者は勿論、この本を読んだだけが要因ではなくて、

ちょっとづつでも勉強してきて、最近やっと実を結びははじめたのか、今までわからなかったことがわかるようになった感覚を今日得たってこと。

うふふ、うれしいな。


ここんところのお気に入りの本もう一冊は、『福祉の経済思想家たち』(小峰敦 編、ナカニシヤ出版)。

これも、経済の思想が福祉のあり方にどう関連するのか気になって読み始めたけれど、

文章がやさしいしそれぞれの人物の生い立ちに迫っているのでわかりやすい。

経済学史の勉強にも、社会の思想史の勉強の一助にもすごく役立つ。

特に個人的には、自分の興味のある「福祉」の観点から社会思想・経済思想を(不十分な点は大いにあるにせよ)追えたので、サクサク読めた!



うんにゃ~~がんばるべぇ。
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