俗なことは嫌いと俗っぽく言ってみる
思っていることを活字にすることでなにかが変わるんじゃないかと期待を込めて書いてみたり時にただの愚痴だったりするブログ。
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CSOラーニングシンポジウム
9月18日(土)13:00~、新宿にある損保ジャパンの本社ビルで行われた、
「損保ジャパンCSOラーニング制度10周年記念シンポジウム」

に行ってきました。


概要はこちら
簡単に言えば、
私がこないだまで一年間NPOでインターンしていたのと同じように、

損保ジャパンによって設立された財団が運営する、NPO(ここではCSOと呼んでいる。)へのインターンシッププログラムです。

インターン先CSOは主に環境分野に限られていて、期間は8カ月間、一時間あたり800円の奨学金がもらえます。


(ちなみに私が参加していた、市民社会創造ファンドが運営するSSCSインターンシップ奨励プログラムは、インターン先の団体は分野がバラバラ、期間は1年間ないしは9カ月、一時間あたり700円の奨励金です。)


ふんふん、シンポジウム、勉強になりましたよー。

(内容はこれ。↓↓)
[1] 記念講演  IIHOE代表者 川北秀人氏
[2] 「CSOラーニング制度10周年記念誌」完成披露
[3] パネルディスカッション
   NPO法人環境文明21代表理事 加藤三郎氏
   NPO法人共存の森ネットワーク事務局長 吉野奈保子氏
   NPO法人ETIC.代表理事 宮城治男氏
   NPO法人NPOコミュニケーション支援機構代表理事 加雅屋拓氏
   NPO法人地域の未来・志援センター 伊藤愛理氏


まず、川北さんの話を初めて聞きました。お名前はちょくちょく拝見していましたが。

統計データを用いながらの、典型的な?わかりやすく説得力のあるお話。

(いきなり話はそれますが、こういったデータを用いた話はわかりやすい半面、騙されやすいので、データをきちんと見抜く力を身につけたいと思う今日この頃。あ、今回の川北さんは疑ってないですが(笑))



特にインターンシップの意義の説明がおもしろかったですねー。なるほどこうすれば多くの人にわかってもらえるし現実的に広めることができるなーと思った。


正確には企業がNPOへのインターンを支援することの意義、という文脈での話だったのですが、以下のような説明がなされていました。

・参加する若者が成長する。(即戦力となるような力というか現場に触れて自ら業務を組み立てる力がつく=企業にとっても社会にとっても必要な人材)

・NPOも複数の団体をまとめてインターンの募集をすることで募集のコスト削減につながるし、有名企業のお墨付きということで信用アップ。
もちろんインターンが入ることでNPOもかわる。

・企業にとっても、企業のCSRを考えるときに、NPOへ直接資金助成をするよりも学生に奨学金を与えた方が全体としてのコストが安く済む(場合もある?)し、若者とNPO両方にとってもメリットがあってひいては社会全体にとってもよい効果を与える。

⇒つまり、企業がインターンシッププログラムを応援するというのは、費用対効果的にもとっても優秀な選択ということ!!




はぁ~なるほどね。

私の参加したSSCSの場合、財源が個人の篤志家からの寄付であったのもあって、財源提供元との関係性に目が行っていませんでした。

どうしてもインターンシップの意義を語るとき、「インターンシップで若者がこんな風に変わります!団体にとってもこんな素晴らしい効果があります!」みたいな語り方になっていたな。

(もちろん、実際どのように変わるのかの裏付けは必要だと思っていて、その為に調査プロジェクトを立ち上げたて実行中ですけどね!)

SSCSもいづれ新たな財源を獲得していかねばならないし、じっさい「大学とかに売り込めないかな~」とか考えていたので、この論法は使える。



もちろん、企業のCSR的に費用対効果が高く優秀な事業=インターンシッププログラム、とさらりと言える段階ではまだないと思う。

インターンシッププログラムを策定して実際にここまで運営してきた影には、それはもう立ち上げや運営面で大変な努力があったはず。


特に事務局。

インターンや受け入れ団体の個別の悩みを受け入れたり調整したり、インターンの学びの効果をより大きくする工夫をほどこす(または工夫をするように団体に促す)など、

インターンシッププログラムがうまく行くためのカギは「事務局」にあるんだろうと思う。(って、川北さんも確か同じようなこと言ってたし、私自身SSCSの事務局を担う団体でインターンしてましたからね~。)



また、川北さんの指摘で、「今までこのプログラムがうまくいっていたのは、参加するのが狭き門で、かなり目的意識の高い情熱をもった学生が多く参加していたからではないだろうか」とあった。たしかにそれはありそうー。


SSCSでも、途中でインターン辞めちゃった人何人かいますからね。
CSOラーニングでは、途中で参加辞退した人ってどれくらいの割合でいるんでしょうね?聞きそびれた。。。


インターンや団体への細やかなサポートを含め、事務局機能がもうすこし確立されたら、本当に「社会的波及効果がすばらしくって費用対効果も高い、企業の優秀社会貢献プログラム!」として、NPOへのインターン制度も広まりやすくなるんじゃないだろうか。


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またもう一つ興味深いお話だったのは、

パネルディスカッションの方の、NPO法人地域の未来・志援センター 伊藤愛理さんのお話。

この方はCSOラーニング制度のOGで、その後NPOに就職したそうだ。
今回はOGとしてお話をしてくれた。


このCSOラーニング制度のモットー(?)は、

「木を植える人を育てたい」

素敵ですね。
直接植林にお金を出したり、木を植えるような環境系のNPOに直接資金を投入するのではなく、

将来的に木を植えてゆけるような人材を育てる。

別に環境系に限らず、将来何かを生み出してゆける人材を育てるということなんだろう。


しかし伊藤さんいわく「木を植える人が育つ土がない!」


CSOラーニングを卒業した仲間たちを見ていて、

社会貢献などに目覚めつつもまずは一般企業に就職して、企業内で社会貢献っぽいことがちょっとでも提案できたり、アフター5に何かできたりすればいいのだが、
実際は利益追求の空気の中で何もできない・忙殺されてプライベートでも中々活動できないという現状・・・

また、一般企業ではなく様々に活動する道を選んだ人も、
金銭的に苦しい・・・


といったジレンマを抱えた人が大勢いると指摘されていました。


つまり、「くらし(生活)」と「かせぎ(現金収入)」と「しごと(=つとめ)(社会にとって必要なこと)」とのバランスがとれていない、これらのバランスをとれる土壌が社会にない!ということだそうだ。


本当にそうですね・・・せっかくインターンを経て、「木を植える人になれる「種」」がいっぱい排出されても、それらが育つ土がないというのは・・・



(もちろん、そう簡単にうまくいかないというのも社会の現実なんだろうけど…)



そういった社会の現実を見据えつつ、包括的に取り組んでいかねばならないですね。


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そうそう、

先にインターンシッププログラムを大学に売り込めたらな~と考えていると書きましたが、

実際にETICの宮城さんが、大学と協働してインターンシッププログラムを実施する取り組みをしてるとおっしゃっていた。どこの大学とだったかぁ・・?
これはなんとかコンタクトをとりたい!

その後の懇親会出れればよかったんですが・・・関係者だけだったのにKさんのご厚意で飛び入りできそうな雰囲気だったんですが・・・その後用事があったので断念。(Kさんありがとうございました!&ごめんなさいでした!)


私はSSCS、今回は損保ジャパンのCSOラーニング、あとパナソニックもこないだまでインターンプログラムやってたし、他にもいくつかある。

これらの、NPOにおける長期インターンシップに参加した学生集めたら何が起こるんでしょうね~純粋に他のインターンプログラム参加者とも話してみたいなー

雰囲気やプログラムの違いとかも話したらおもしろそう。誰か紹介してくださーい。












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