俗なことは嫌いと俗っぽく言ってみる
思っていることを活字にすることでなにかが変わるんじゃないかと期待を込めて書いてみたり時にただの愚痴だったりするブログ。
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就職or仕事を起す?(120623)
NHKの「ニュース深読み」で、若者の就職難についてやってましたね。
NPO法人POSSEの板倉さん、リクナビの方、などが識者として来ていました。

途中から見て、なかなか興味深い議論でした(特にPOSSEの方、さすが。)
でも最後まで、企業に雇われること前提の話で、「仕事を起す」発想が出てこなかったのが残念です。

ラストのラストに、「やっぱりこれから、日本では単純労働は減って(途上国の方に任せるなどして)いくし、IT化も進む、グローバル人材が求められるんだから、教育が大事じゃない?」とコメントされている方がいましたが、
うーん残念。
それたはしかにそうだが、逆にヒューマンサービス、ケア領域の分野は増えてゆく。


人間性を大事にする仕事は、「大企業」で「雇われる」形態よりも、「小さめ組織」で「それぞれのスタッフが問題意識を共有している/モチベーションが高い」組織があっていると思います。(自分がそういった分野で多少働いた経験から。)

そういう組織は、実は以前からあって、まさにワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブなんか、いいと思います。

例えば、福祉分野を想定すると、人間相手なんで、「流れ作業の中で私はこの単純作業だけやってればいいです…」という仕事は減って、それそれが相手に向き合わねばならない。
一方で、1対1のクローズドな関係に陥ると、①どうやって対応したらよいのだろう…という悩みを一人が抱えてしまいつらくなる、②各スタッフが勝手なことやってしまって(良かれと思っても)、チェック機能が働かず事故が起きる危険アップ、などなどある。
そこで小さめの組織で、逐一相談でき、知識を共有することが、サービスのクオリティを保つ意味でも、働き手の精神的抑圧を防ぐ意味でも、大事だと思う。

また、起業もだんだん一般的になっているのでは?今月の月刊「BRUTUS」は、新しい仕事の形に関する特集です。(これは、買いですよ!!!)
個人で起業した方の話から、企業内で自分なりに働いている人の話しまで。

「起業」っていっても、儲けようとばかりしている雰囲気じゃない。っていうか、今儲けようとばっかり考えていても結局稼げないんじゃないか、とすら思った。(むろん、隙間を狙って稼ぐ人も多いだろうが。)
また、そもそも稼ぐことに興味がなくて、「もっと自分らしくいたい」みたいな、「生き方」と「働き方」を一致させようとしているかんじ。

(私もそうだもん。)

またインタビュー記事を見ると、まずことごとく感じるのが、人とのつながりを非常に大切にしていること。
(うーん「つながり」って言ってしまうと、「連帯至上主義」みたいになってしまいますが(笑)、
 ネットワークの中で仕事をしている。

ま、当たり前だけどね。個人で働くとなれば、誰かビジネスパートナーと繋がっていかないと、仕事に広がりでないだろうし。
ただ働くこと自体が「自分らしく生きる」という軸に近寄ってるので、パートナーとの繋がり方も、あんまりギスギスした感じじゃなくて、自然体に見えるのかな。(もちろん、生ぬるいという意味ではなく。)

普通に会社で働くにも、人とコミュニケーションきちんととれる人の方が、結局仕事進むし社内全体でも効率的になるってのは、あるよね。

(経営学的に言うとわからんけど、経済学的には企業間の「取引コスト」ってのがありますね。…例えば、取引相手の企業がどんな会社かなーと、いちいち調べないといけないコスト。お互いよく知る企業ならこんなのいらなくて、効率的とか。
気心知れた仲間同士で働く方が、困ったことを抱え込んで仕事がストップすることなく、さっと相談できたり、無駄に形式的な会議も減ると思う。(形式的な会議というのは、私見だが、つまりコミュニケーションがよく取れていない集団内で発生する気がする。相手のことがわからないから、いやむしろ、直接の接触を避ける為に、形式的なものに逃げいている気がする。)


さらに、今後は大企業が得意とする産業は、衰退するだろう。(大企業ってのはそもそもなぜ発生したのか?一つの説明として、大規模工業製品を生産する際、沢山の原材料とかいろんな工程が必要で、それらをいちいち別の企業に頼んでいたら上記の取引コストがかかるので、いっそ一企業にしちゃえ!ということがある。他にも要因あるだろうけど。)

TVコマーシャルを見てもお気づきのように、昔のCMは、「安いよ!!イイよ!!」と言いまくって、一般大衆むけの大量消費がメインだったが、
最近のCMは、あんまり押しが強くなくて、「わかる人にだけわかってもらえたらいいやー」という感じ。

個々の「こだわり」「オンリーワン」を求める風潮が、強くなっているのだと思う。
こういう小さいニーズにこたえるのが得意なのは、必ずしも大企業ではない。個人で起業しても十分に戦える場があると思う。
(まぁ、自分は起業したことないんで、あくまで憶測ですが…)


一方で、「地域性」のおもしろさへの気付きも増えている。
この要因には、「たとえば大企業一括の商品(消費者として)&生産スタイル(働き手として)が「つまんなくなってきた」点、「地域衰退」の問題が大きくクローズアップされて逆にそっちに目が行くようになった点とかがあるのかな。
消極的に、大都市で就職できなくて帰る、という人もいるとは思うけど、積極的に地方に自分の生き方を見出す人も増えてる感じ。(このへん、統計ありそう。)

そういった地域にこそ、実はおもしろーい発想や、独自のモノづくりをし続けている企業があることに、ようやく多くの人が気付いてきた。

そういや最新のTHE BIGE ISSUEに、「エフスタイル」という、新潟で若い女性2人で起業した方の話が載っているが、
彼女らは、地域で小規模ながらイイ感じの商品を作っている「作り手さん」の「お手伝い」をしていて、
作り手さんと共同で商品開発したり、販売のお手伝いをしたりする。

(またおもしろいのは、彼女らは特段、「地域衰退をすくいたい!」とかでっかい目的を追っているのではなく、ゆるーく始めてる点。あくまで「普通の人」が起業しているが重要。これは前述のワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブもまさに同じ。)


…えっと、何の話だっけ!?(笑)若者就職難の話の中に「仕事をおこす」点がなかった不満からつらつら書いてしまった!
でもこの番組は番組でおもしろかったので、またまとめよー。
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まとめtyaiました【就職or仕事を起す?(120623)】
NHKの「ニュース深読み」で、若者の就職難についてやってましたね。NPO法人POSSEの板倉さん、リクナビの方、などが識者として来ていました。途中から見て、なかなか興味深い議論でした(特にPOSSEの方、さすが。)でも最後まで、企業に雇われること前提の話で、「仕事を起...  [続きを読む]
まとめwoネタ速neo 2012/06/23/Sat 13:11




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